2021年(令和3年)
映画入場者数と興行収益
邦画は32本が興収10億円以上のヒットで回復傾向に
2000年の興収発表以降、史上最高興収を記録した19年対比62%まで回復
2021年の年間興収は1618億9300万円を記録。2000年の興収発表以降、最低の数字を記録した前年比では113%と上回ったものの、2000年以降に視野を広げると下から2番目の記録となった。
年間興収の内訳は、邦画が1283億3900万円、洋画が335億5400万円。邦画は2000年度以降、第3位の好成績となり、回復傾向にある。一方の洋画は、前年度の結果をさらに下回るものになった。
邦画は興収10億以上のヒット本数が前年より11本増え32本。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、「名探偵コナン 緋色の弾丸」、「竜とそばかすの姫」といったアニメ作品の好調に加え、「 ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」、「東京リベンジャーズ」といった実写作品もヒットし、前年を上回る結果となった。
映画スクリーン数の推移
スクリーン数3,648スクリーンで、2013年から9年連続で増加
スクリーン数は全国合計3,648となり、前年比32スクリーン増となった。2013年より9年連続での増加となっている。