シネブリッジ

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映画産業マーケット

2023年(令和5年)

映画入場者数と興行収益

年間興収は前年比103.9%、ほぼコロナ前の水準に
年間TOP3をアニメが占拠する史上初の快挙達成

2023年の年間興収は2214億円を記録。前年比103.9%増となり、2000年以降で5番目の成績となった。また、年間入場者数は1億5553万5千人で、前年比102.3%だった。

内訳は邦画が1481億円で前年比16億円増、洋画が733億円で前年比67億円増。興行収入の構成比は邦画が66.9%、洋画が33.1%。2023年の邦画の興行収入は、統計が始まった2000年以降、第2位の記録となり、1位とは4億円ほどの差しかない結果となっている。

邦画は2019年からアニメ優位が続いているが、2023年のアニメと実写の興収比率では、実写が奮闘し47%と回復。洋画は実写が63%を占有。邦洋全体では、実写52%、アニメ48%と拮抗する状況となった。

映画入場者数と興行収益

映画スクリーン数の推移

スクリーン数3,653スクリーンで微増

スクリーン数は全国合計3,653となり、前年比で19スクリーン増と微増。2023年は、109シネマズプレミアム新宿(東京)、TOHOシネマズすすきの(北海道)等、5サイト・41スクリーンがオープン。各興行会社とも、3面ワイドビューシアター「ScreenX」やドルビーラボラトリーズが提唱するプレミアムシネマ「ドルビーシネマ」といった視聴環境にこだわったプレミアムシアターの導入が進んでいる。2024年は「109シネマズゆめが丘」(神奈川)、「T・ジョイ エミテラス所沢」(埼玉)などのシネコンのオープンが予定されている。

映画スクリーン数の推移
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