シネブリッジ

シネブリッジ

DATAFILM INDUSTRY IN JAPAN映画産業マーケット

データトップ
映画産業マーケット

2015年(平成27年)

映画入場者数と興行収益

洋画が前年比112.1%と躍進!
年間興収は、興収発表となった2000年以降で2番目の好成績を記録!

2015年の年間興収は2,171億1,900万円(前年比104.9%)、入場者数は1億6,663万人(前年比103.4%)と伸張した。これは、「配収」ではなく「興収」ベースでの発表となった2000年以降で2番目の記録となり、2年連続で2000億円の大台を超える結果となった。興収の内訳は、邦画が1,203億6,700万円(構成比55.4%・前年比99.7%)、洋画が967億5,200万円(構成比44.6%・前年比112.1%)と、2012年から洋画の盛り返し傾向が続いている。
また、公開本数は邦画581本(前年615本)、洋画555本(前年569本)の合計1,136本(前年1,184本)と微減したが、3年連続で1,000本を突破した。平均入場料金が1303円と、IMAXや4Dなど追加料金が発生する作品に人気が集まったことも、興収を押し上げる結果となった。

作品別に見ると、2015年は“映画の当たり年”として“プラチナ・イヤー”とも言われた通り、ヒット作が続々と誕生。興収10億円を超える作品が60本と前年比11本増となった。
『アナ雪』が大きく映画興行を牽引した2014年に比べ、邦画洋画、実写アニメ問わず様々な作品がヒットを記録し、2015年の映画成績好調の原動力となった。
洋画は『ジュラシック・ワールド』(95.3億円)『ミッション・インポッシブル』(51.4億円)といったシリーズ物、『ベイマックス』『シンデレラ』とディズニー作品が強さを発揮。
邦画では社会現象を巻き起こした『妖怪ウォッチ』(78億円)、『バケモノの子』(58.5億円)とアニメ作品が上位となった。

映画入場者数と興行収益

映画スクリーン数の推移

スクリーン数3,351スクリーンで、前年から73スクリーン増加

4月にTOHOシネマズ新宿と109シネマズ二子玉川、11月に109シネマズ大阪エキスポシティなどが開業し話題となった。
また、体感型4Dシアターの導入が加速。2014年には6都県8館に導入されていたが、2015年は『ジュラシック・ワールド』や『スター・ウォーズ』などの公開に照準を合わせ、22都道府県43館にまで拡大された。

映画スクリーン数の推移
CONTACT US
ご依頼やご相談などはこちらからご連絡ください。