シネブリッジ

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映画産業マーケット

2019年(平成31年)

映画入場者数と興行収益

2000年以降、年間入場者数・興行収入とも過去最高を記録! 「天気の子」をはじめ、100憶突破のメガヒットを連発

昨年の年間興行収入は2611億8000万円で前年比117.4%と、16年の興収2355億円を大幅に上回り、2000年の興収発表以降最高の成績となった。年間入場者数は1億9491万人で前年比115.2%となり、映画業界の目標である年間2億人に大きく近づいた。 トップ10作品を見てみると、新海誠監督『天気の子』140億円、ディズニー『アナと雪の女王2』127億円、『アラジン』121億円、『トイ・ストーリー4』100億円と4作品が大台を突破。国民的人気を誇るアニメ『名探偵コナン 紺青の拳』が93億円を記録と、メガヒット作が相次いだ。 また、1月『マスカレード・ホテル』(46億円)、2月『翔んで埼玉』(37億円)、6月『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(30憶円)、10月『ジョーカー』(50億円)など、年間を通してヒット作が続出。6月には多くの映画館で入場料金を値上げしたにもかかわらず、観客数が増えた一年となった。

映画スクリーン数の推移

スクリーン数3,583スクリーンで、2013年から7年連続で増加

スクリーン数は昨年比22増となる3,583スクリーンとなり、2013年から7年連続で増加。IMAX、ドルビーシネマ、4Dといった特別フォーマットの導入が加速し、上映形態の多様化が進んでいる。
映画スクリーン数の推移
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